7月2日からスタートした新聞配布。先週末くらいから、日差しが変わりました。「初めて駅に立ったころ、肌着2枚着用、携帯用カイロ8個貼りだったなぁ」などと懐かしみつつ、青々した空を見上げたり、蝉の声に耳を傾けています。 今回は西地区の方の利用も多いJR逗子駅、京急新逗子駅でも配布を試みました(かつて私もそうでした)。多くは、葉山や逗子の方と思われますが、中には「ここまで出張していたの?」「あれっ!どうしたの?」と声をかけて下さる方もいて、恥ずかしいやら嬉しいやらでした。
平日ほぼ毎朝配布して、8月7日で23駅一巡しましたが、今回はひとつの駅で2つ以上の出入り口のあり、配布できなかった側でも配布しようと思います。(いつも、各号ごとに場所を変えるか、ボックスに新聞を入れておき、自由にとっていける仕組みにしていました)
今のところ、考えている駅は、浦賀、久里浜表・JR側、中央Yデッキ、汐入ロータリー側です。 特に浦賀の京急ストア側はフルでの配布は初めて。とても楽しみです。また、京急田浦駅では8時半前に新聞がなくなってしまったため、8時半〜9時くらいまで再配布に伺います。
美術館見直しについては、朝夕のあわただしい時間帯にもかかわらず、署名をしてくださった方、署名用紙を持っていて下さった方。ありがとうございました。
さて、話題を変えます。既に報道等でご存知の方も多いと思いますが、長島逗子市長の市長辞任について、私の考えをお伝えしたいと思います。
<長島市長のHPより全文掲載>
辞職届けを提出し、再出馬へ。その理由。 Date: 2003/08/04(Mon) 23:14
今日は、午前10時に岡本議長に市長の辞職届を提出しました。 池子住宅増設問題に関して、私の政治姿勢について市民の信を問う市長選挙に、再出馬する決意を固めたためです。 秋の衆議院選挙出馬のためなどという人もいるようですが、勝手な憶測であり、そんな考えは毛頭ありません。
それではなぜ今辞職なのか、再選挙なのかということは私も説明責任を果たす必要がありますので、長いのですが、以下に記します。 まず、私としては国が逗子市に対して、平成6年の国・県・市の3者合意で住宅の追加建設はないと約束し、しかも当時の建設以前に、このように逗子市民に対して、「290ヘクタール」について、「将来、現況ともに変わりありません」としておきながら、国が住宅の追加建設をしようとしていることは到底認められる行為ではありません。
この点について、31日の木曜日に横浜防衛施設局の局長に「その時点での考えを書いたもので現在それに拘束されるものではない」等と言われ、国の姿勢に愕然とさせられました。 また、見直しはありえないかとの問いにも、「現時点では、絶対に白紙撤回することはない」と明言しており、強硬な姿勢を崩していません。
さらに、再三にわたり、防衛施設庁の長官に面談を申し入れているにもかかわらず、応じていただけないどころか、31日に「方向性だけでも今日中に連絡がほしい」と伝えたにもかかわらず、返事が全くないなど、逗子市を完全に無視して強行しようとしているとしか捉えようがないのが実情です。
このため民主的なプロセスに則り、逗子市民の、そして逗子市の意思を明確にして、国に伝える必要があると判断しました。
私は、大学時代ほとんど学生運動もなければ、社会人になってすぐに東西冷戦も終結、55年体制も崩壊して、右も、左もない、イデオロギーとは関係なく、純粋に市民のため、そして国益とは何かを考えることの出来る世代であり、また、一切のしがらみもない完全無所属です。
この問題は国の安全保障にかかわる問題であり、日米両政府が良好な関係を構築されることは望ましいことと考えております。 私達も、現在池子米軍家族住宅があり、国際化の流れの中で、現場では、親善交流に努め、一定の成果をあげてきました。在日米海軍司令官、横須賀基地司令官とも積極的に意見交換を行い、現場で出来ることにお互いに精一杯取り組んできたところです。
しかし、今回、国が一自治体に約束したことを守らず、市民の声を無視しようとすることは、到底許されざる行為であり、逗子市だけの問題でなく、我が国の基地政策全体に関わる普遍的かつ重大な問題だと捉えています。
逗子市としては歴代の市長が苦労して交渉をして、約束してきた国との33項目、合意5項目がありますが、約束が守られるまでは、つまり、33項目と合意5項目が完全に履行され、特に住宅の追加建設が白紙撤回され、国が「もう住宅の追加建設はしない」ということを改めて確約するまでは、交渉のしようがありませんし、反対をしていかざるを得ません。
また、池子米軍家族住宅内の本設小学校の計画についても、平成13年のアセス手続き受け入れの際に確認した住宅建設の追加はないという前提が崩れたことから、アセスや文化財調査以前の問題として反対していかざるを得ません。
なお、本来対等の立場である国県市が結んだ行政契約というべき三者合意が国の一方的な考えで踏みにじられることは地方分権の今日許されるものではありません。
国が市との約束を守らない中では、条件闘争のしようもありませんし、するつもりもありません。私がこのような政治姿勢で反対していくことに対して、市民に対して信を問い、改めて市民の意思を明確にすることは、国はもちろん、関係各機関も、その結果を重く受け止めるべきものと考えております。
特に、平成6年の3者合意の当事者でもある県は、松沢知事が「慎重に判断したい」としている中で、逗子市民の意思が明確になることにより、約束を守らない国の方ではなく、地域の側に立って行動していただける可能性が増すと判断しました。
このような判断から、市民に対して信を問い、市民の意思を明確にするために、本日、岡本議長に辞表を提出し、再度実施される逗子市長選挙に向けた取り組みに全力を挙げなければならないと考えた次第です。
いずれにしても、一言でいうと「国は誠実に約束を履行すべき」という主張です。
すでに、新聞報道では再選挙の目的を「建設の是非を問う」、あるいは「政治姿勢を市民に問う」としていますが、私の考えは後者の方であり、約束が守られない限り、条件闘争のしようもないし、するつもりもない。こうした政治姿勢で今後、市長職として臨んでいくことに対して、信を問うということです。
最終的には国が決定権を持っているので、私の権限や裁量で、住宅追加建設を止めると約束するものではありません。 このことについては、会見や取材でも丁寧に述べていますが、過去の市長が反対したにもかかわらず、最終的には建設されてしまったという前例があり、多くの市民はそれを知っています。
今回は、池子には追加建設はないと住宅の受け入れの際に、国が約束したことを守るように求めることですし、市民が意思を明確にしたら、国は最大限市民の意思を尊重すべきということは、当然の主張だと考えています。
それでも国が強行に進める可能性を、池子の前例からすれば否定できません。このままでいくとさらに、なし崩し的に住宅が建設される恐れがあります。平成11年11月からすでに、当時の在日米海軍のワイス司令官が、関東エリアの米軍住宅の大幅な不足を訴えていた背景もあるからです。 もちろん、今回の住宅の追加建設も、なし崩し的なさらなる住宅建設も全くあってはならない話です。
こうしたことに歯止めをかけるためにも、今のタイミングで市民の意思を明確にする必要があるのです。 もし、市民が反対しているにもかかわらず建設を一方的に強行すれば、国は約束を破ったことになり、民意を無視して建設したという事実は残るからです。
市民も、議会も、そして行政職員も私も、そんなことは無いことを願っていますし、国も同じだと考えます。だから、今辞職して、市民に信を問うのです。 そして、このことが日本政府とアメリカ政府が交渉する際の、有力な材料になるはずです。
私は一方的に国を批判しているだけではありません。 日本政府も、地元と住宅の追加建設を求めるアメリカ政府との間の調整に苦慮しているのだと思います。
過去に何度かすでに述べましたが、そもそもこの問題は横浜の4施設の返還か、池子への追加建設かという問題ではなく、根岸住宅を除く横浜の3施設は切り離して無条件に返還されるべき問題なのです。
最後に、私は、間もなく議会に辞職が承認された段階で、市長ではなくなります。
今回の問題は、12月の市長選挙の時は全く話としてはなく、争点にもなりませんでした(多くの人が、追加建設がないことを当然視していたからです)。
逆に、12月の市長選挙のときは現職市長ということで公務をしながらの活動でしたが、今回は政治活動に専念できます。私は以上のような自分の考えを市民に繰り返し訴えていきたいと考えています。
これが市長の辞任に対する真意だと思います。
長島市長の行動は、彼をよく知らない人間からはパフォーマンスと揶揄されることが多いのですが、彼はいつも真剣です。
逗子という街を無視できないことを伝えるために、今回建設の是非だけを問うのではなく、今後の市長の折衝のスタイルを含めた政治姿勢を問うためには、住民投票より、市長の辞職に伴う再選挙のほうがふさわしいと判断したのでしょう。
今回の彼のこの行動は、最悪の方向性に向かうシナリオでとった最良の選択ではないかと私は考えます。 また、彼のとった行動によって、池子の自然だけでなく、逗子全体の環境保全に寄与するという狙いもあったかもしれません。開発事業者も市長の今回の行動を見ているはずですから。
以前、彼は石原慎太郎氏から東京都知事になる5ヶ月ほど前に、こう言われたことがありました。(実は、長島市長が初当選したときに、石原慎太郎さんから直接、選挙事務所で電話を受け、長島市長にとりついだのは私でしたから、よく覚えています。)
「逗子から日本を変える。いいねぇ。いっしょに国と戦おう」と。
しかし、私は長島市長が一自治体の首長として、国とけんかをしようとしているのではなく、むしろ「市民に対しての約束を守れ」、「国の理不尽な主張はおかしい」というメッセージを投げかけようとしているのだと思います。 Yes/Noをはっきり言える政治家。決して信念を曲げない政治家。ひとりでも戦おうとする政治家。それが、私の知っている長島一由市長です。
今回、無党派のひとだけでなく、石原東京都知事が応援を明言し、反長島だった共産党の方までもが支持を表明するなど、様々な立場や主張を持つ人が共感していることも興味深いところです。それは、きっと、メッセージに普遍性があるからだと思います。
私は、長島一由逗子市長の今回の行動を支持します。
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