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【 E-Style 過去ログ 】

 

E-Style
2004年11月のE-Style
2004年 11月 14日 [日曜日]
行政組織のアウトカム
9月24日、環境について活動されている市民の方たち主催で、県道久里浜田浦線計画の予定地を歩いてきました。旧万葉公園から出発して、平作を通って、衣笠山を越えて衣笠城址付近まで歩くというものでした。これには、以前このHPでもご紹介したコンサーベイショニスト(話のわかる、自然保護にプロフェショナルに携わる者)である柴田敏隆先生にナビゲートしていただきました。
今回通ったルートはけもの道(?)が多くあり、すべったり、転んだりしながら、ジーパンに泥や草の汁がたくさんついてしまいましたが、その途中で目にしたものは、誰にも遠慮することなくのびのびと育つ草木、木立のトンネル、こんもりとした緑。そして、柴田先生の話。子供のころに見たなつかしい風景が頭の中に蘇りました。
また、この地区はこのすばらしい自然だけではなく、この自然があって生息できる希少生物、オオサンショウウオなども見られるということです。
人間が快適さや利便性を追求していく上で、インフラは避けては通れないことですが、
少し認識を変えるだけで、自然との共存は可能なのだと思える提案を参加されていた皆さんで道々で出し合っていたのがとても参考になりました。


その後、10月31日に、同活動メンバーの皆さんによる環境フォーラムが開かれました。
この席には、市の環境部をはじめとする各部局の部長や担当職員の方も席につき、
環境フォーラムから提出された提案について活発な議論を交わしていました。

環境というと環境部というイメージですが、たとえば、土木部、緑政部、都市部、上下水道部など、たくさんの部が係わることもあります。
たとえばある県の話ですが、「川の水をきれいにする」という目的があったとしたら、一部の組織だけではなく、関係する部のある課が同じ目的を掲げ、その目的達成のために、別々の作戦と各評価指標をもって、そして情報を共有しあい、取り組んでいるという自治体もあります。

民間であれば、結果的に業績を上げるということに始終すると思いますが、行政は違います。国の省庁のタテワリに代表されるような弊害は、地方自治体のほうが少ないようですが、一度に色々な方向を見なくてはいけないわけです。
横須賀市は、沢田市長になって、庁内組織の再編統合が行われ、以前より効率のよい組織が誕生しました。しかし、行政の仕事はますます複雑化しています。今、大学院では、主に行政経営、行政評価、そして、行政組織について、研究をしています。行政経営ということを考えていく上で、成果(アウトカム)に対して、どういう作戦をとればいいのか。そして、庁内にある組織はどう動けばいいのか、多様化している市民ニーズに対して効率の良い行政経営を考える上で、成果(アウトカム)、それに対する組織の動きというものを今以上に明確にしていく必要があるのではないかと感じます。

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