| 2005年10月のE-Style |
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| 2005年 10月 28日 [金曜日] |
| 速報 「アメリカの意志」 原子力空母の配備について (追加) |
今朝、神奈川新聞一面トップに「横須賀に原子力空母」の大きな見出しが載った。 既に10月22日、日本経済新聞夕刊、27日同新聞朝刊に横須賀米海軍基地の後継艦は原子力空母が決定した可能性が高い旨の記事が掲載される。このとき、横須賀市は、即座に真偽のほどを外務省北米局日米安全保障条約課へ確認しているが、同課は「政府として米政府が何らかの決定をしたとは承知していない」との見解であった。 しかし、今朝、外務省町村大臣より横須賀市長宛てに、「2008年以降の後継艦は、原子力推進軍艦を予定している旨の報告を受けた」との連絡が入る。その連絡を受け、10:30より蒲谷市長が、また11:00より、ジョージ・ブッシュ大統領の信任厚いシーファー米駐日大使が記者会見を行った。 これまで、噂や関係者の思惑が飛び交う中で、米国側の正式なコメントは、全く出されてはいなかった。今年の春に「キティ・ホーク」を除いて唯一の通常艦である「JFK」の退役延長が決まったかのような報道もされ、いかにも横須賀市へ配備されるような報道や見解があったが、米国側からはなんら確約はされてはいなかった。 今回出されたのは、日本政府も同意した米国政府の明確な方針の表明であり、決定されたことではない。今回のことが、米国政府の最終方針であれば、来年2月初めに議会へ提出される米国の予算教書にはこのことに関連した予算措置が取られる可能性が大きい。そして、議会審議を受けた後が最終決定なのである。 米国からの正式な表明を受け、今、市として、そして議会として、できることは、様々な機会、手法を通じて、地元横須賀市は原子力空母を望んではいないということを伝え続けることであると考える。 そのことで、日米両政府によって導きだされた結論は覆せるのか。 それはわからないし、非常に絶望的であるかもしれない。 しかし、ぎりぎりまで取り組む意義は非常に高い。 私自身も私なりの方法でまちの意志を伝え続けたいと思う。
以下は今朝外務省 北米局長より横須賀市長宛てられた文書全文である 以下全文。 「 平成17年10月28日 横須賀市長殿 外務省 北米局長
空母キティ・ホークの後継艦について
今般、米国より、空母キティ・ホークに替わり、ニミッツ級空母が2008年に横須賀に到着予定である旨連絡がありましたので、ご連絡いたします。 政府としては、本件交替を通じて我が国周辺における強固な米海軍のプレゼンスが引き続き維持されることは、我が国の安全及び極東における国際の平和と安全の維持に寄与するものと考えます。 この目的のために米第七艦隊が果たしていける役割を評価します。また、当該空母の乗組員家族の我が国における居住は、日米安保条約及びその関連取扱の下で行われるものです。 2008年以降も通常型空母の前方展開を希望する貴市の強い要望につきましては、政府としても米側に累次の機会に伝達してきたところです。 この関連で、米政府よりは、貴市の要請を真剣に受け止め、あらゆる選択肢を検討した結果、艦船の物理的な状態などに鑑み、現存する通常型空母は前方展開の任務につくことはできないとの判断に至った旨の説明を受けています。 また、米政府よりは、米海軍は、その空母を全て原子力空母とする方針で旨説明を受けています。なお、空母キティ・ホークが退役する2008年には、新しい空母が就役する予定であると承知しております。 また、我が国への米国原子力推進軍艦の寄港につきましては、政府といたしましては、米国政府が累次に亘る政府声明及び覚書をもって原子力推進軍艦の安全性を保障するとともに、米国の港における運行に関連してとられる安全上のすべての予防措置及び手続きを我が国においても厳格に遵守することを保証してきていること、及び本邦寄港を含め、米原子力推進軍艦のこれまでの長時間にわたる安全な運航の実績を踏まえ、一貫して、寄港時の安全は十分に確保されているものと判断してきております。 この関連で、今般、米国政府は地元における原子力空母の安全性への懸念を踏まえ、原子力推進空母であるニミッツ級空母がキティ・ホークと交替した後にもこれまでの累次の安全性に関する保障は引き続き堅持され、厳格に実行される旨明言しており、政府としてもこれを評価しています。 米国政府は、米海軍の地元である貴市との友好的な関係の継続を極めて重視しており、今後とも、貴市長をはじめ地元の方々のご理解を得るべく、鋭意取り組んでいく意向であると承知しております。 日本政府といたしましても、地元において原子力軍艦に関して懸念があることは理解をしており、本件交替に関する貴市長をはじめ地元の方々のご理解を賜るための努力は惜しまない考えです。 末尾ながら、昭和48年以降、空母ミッドウェイ、インディペンデンス及びキティ・ホークの乗組員家族が我が国への居住に対し、長期にわたり貴市より賜っておりますご理解とご支援についてこの機会にあらためて感謝いたします」。以上
この後、 10時30分 蒲谷市長が記者会見 以下要旨 「これまで日米両国政府に強く訴え続けてきた。その間、なんら打診もなく、突然、今回通知があったことは、結果として本市の意向をどれだけ汲みとってもらえたのかと疑問を抱かざるを得ず、誠に遺憾である。納得しがたい。再考されるよう外務省へ要請する」 11時00分 シーファー駐日米大使の記者会見も行われた。
蒲谷市長は今日午後から外務省へ赴き、再考と通常型空母の継続配備を強く求める予定である。
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| 2005年 10月 27日 [木曜日] |
| 嫌なニュース |
参院補選で、E-Styleの更新を控えていたら、嫌な感じのニュースが飛び込んできた。 米海軍横須賀基地の後継艦空母には、原子力艦「ジョージ・ブッシュ」が有力であるという内容だ。そして、今日の謀経済新聞に29日にまとまる予定の日米両政府による中間報告の内容についての記事が1面トップで報じられている。普天間基地のことがメインとなっているが、原子力空母「ジョージ・ブッシュ」ついても数行触れられている。 新聞紙面からの少ない情報ではあるが、諸々の懸念が頭をよぎる。 嫌な感じだ。
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