| 2006年07月のE-Style |
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| 2006年 7月 5日 [水曜日] |
| サッカーワールドカップの最中に |
今朝は、3時40分に目覚めた。駅頭に行く身支度を整えるために、洗面所へ向かう。もちろん、この恐ろしく早起きの一番の理由は、ワールドカップ、ドイツ対イタリア戦を見るためである。少女の頃からの特別な思い入れがあるためか大好きな国、一番応援しているドイツ代表の試合は欠かさず見ている。きらびやかさはないが、彼らのコツコツと積み上げる試合運びがたまらなく好きだ。 開始のホイッスルから、どちらのチームも集中力のある素晴らしいプレーで互いにゴールを譲らずにいる。シュナイダーやポドルスキら若手がシュートするたびに、クリンスマン監督ばりに握りこぶしを頭上に持ち上げたりしながら、出かける準備をしていた。 ふいにテレビ画面にニュース速報が流れた。 スペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げが成功したというものだった。 (あぁ、一度延期されたけれど、今日だったのか)。そんな印象を持ったと記憶しているが、すぐに、大歓声に沸くゲームに引き戻された。 しばらくして、またニュース速報が流れた。 北朝鮮、ミサイル、発射。日本海、着弾…―。 4年に一度のサッカーの祭典に冷や水を浴びせるかのように、ここ一月、隣国の不穏な動きが、伝えられていた。 また、しばらくして、画面にテロップが流れる。 2発目のミサイルが発射されたと。 何なんだ、この国は。
試合は0対0のまま、延長戦になだれこむ。延長戦の後半も残りわずか数分。 PK戦を予感させる展開となったそのとき、レーマン守るゴールにグロッソがシュートを叩きつけた。そして、デルピエロのダメ押しのゴール。ひいきではないチームといえども、若手が台頭する中で、ベテランがここぞというときに底力を見せつけるのは、なんとなくうれしくも感じる。 ワールドカップを熱心に見ていた大半の日本人が、日本が敗れた瞬間に、自分の中のワールドカップが終わったと感じる一抹の寂しさを私は今日やっと味わった。本当にどちらが勝ってもおかしくないくらい素晴らしい試合だったと思う。 しかし、感傷に浸る間もなく、駅に向かった。
駅頭を終え、一度自宅へ戻る。 テレビをつけると、ほとんどのチャンネルで、ミサイル発射のニュースを取り上げていた。そして、その数は、6発に達していた。 周辺国やアメリカなどの主要国が、ミサイル発射の自制を求めてきたにも関わらず、 自らの存在を誇示するために、躊躇なく発射のボタンを押す国がある。それも、日本の隣国に。わかってはいるけれど、そんな現実をあらためて、叩きつけられた。
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